王朝びとの精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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126 ページ
... いと、恐ろしく、悩ましげに、ものせさせ給ふ折しも、夢の、かゝるを、よろづになむ、思ひ給ふる。(宇治に)まゐり来まほしきを、少将のかたの、猶、いと、心もとなげに、物の怪だちて、悩み侍れば、「片時も、たち去ること」と、いみじく言はれ侍りてなん ...
... いと、恐ろしく、悩ましげに、ものせさせ給ふ折しも、夢の、かゝるを、よろづになむ、思ひ給ふる。(宇治に)まゐり来まほしきを、少将のかたの、猶、いと、心もとなげに、物の怪だちて、悩み侍れば、「片時も、たち去ること」と、いみじく言はれ侍りてなん ...
138 ページ
... いとをかし」と描き、さらに夕顔は心細く、山の端の心も知らで行く月は、うはの空にてかげや絶えなんと、山の端に近づき光を失う月に不吉なものを感じながらうたい、「物恐ろしう、すごげに」思うのである(「夕顔」 H—一二五~九頁)。その日の宵すぐるほど ...
... いとをかし」と描き、さらに夕顔は心細く、山の端の心も知らで行く月は、うはの空にてかげや絶えなんと、山の端に近づき光を失う月に不吉なものを感じながらうたい、「物恐ろしう、すごげに」思うのである(「夕顔」 H—一二五~九頁)。その日の宵すぐるほど ...
228 ページ
... いと麗しき神来ましつ」とまをしき。ここにその大神出で見て、ムロヤ「こは葦原色許男の命といふぞ」とのりたまひて、すなはち喚び入れて、その蛇の室に寝しめたまひき。ここにその妻須勢理毘売の命、蛇のひれをその夫に授けて、「その蛇咋はむとせば ...
... いと麗しき神来ましつ」とまをしき。ここにその大神出で見て、ムロヤ「こは葦原色許男の命といふぞ」とのりたまひて、すなはち喚び入れて、その蛇の室に寝しめたまひき。ここにその妻須勢理毘売の命、蛇のひれをその夫に授けて、「その蛇咋はむとせば ...
多く使われている語句
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