王朝びとの精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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林田孝和. 21 りけり。殿上にさぶらひける在原なりけるおとこの、まだいとわかりけるを、この女あひ知りたりけり。おとこ 恋せじと、御手洗河にせしみそぎ 思ふには、忍ぶることぞ負けにける。逢ふにしかへば、さもあらばあれ、女方ゆるされたりければ、女 ...
林田孝和. 21 りけり。殿上にさぶらひける在原なりけるおとこの、まだいとわかりけるを、この女あひ知りたりけり。おとこ 恋せじと、御手洗河にせしみそぎ 思ふには、忍ぶることぞ負けにける。逢ふにしかへば、さもあらばあれ、女方ゆるされたりければ、女 ...
22 ページ
... けるかなといひてなんいにける。海人の刈る藻にすむ虫の我からと、音をこそなかめ。世をばうらみじ ほぼ定説となっている。( - ). (ひ) (を) B といひて、曹司におり給へれば、例のこの御曹司には、人の見るをも知らでのぼりぬければ、この女、思ひわびて ...
... けるかなといひてなんいにける。海人の刈る藻にすむ虫の我からと、音をこそなかめ。世をばうらみじ ほぼ定説となっている。( - ). (ひ) (を) B といひて、曹司におり給へれば、例のこの御曹司には、人の見るをも知らでのぼりぬければ、この女、思ひわびて ...
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... けるに、俄にみれば、いと恐しげなりけるを、いとはづかしとおもひけり。さてよみたりける、あさかやまかげさへみゆる山の井の、あさくは人を思ふものかはとよみて木にかきつけて、庵にきて死にけり。男、物などもとめてもてきて、しにてふせりければ ...
... けるに、俄にみれば、いと恐しげなりけるを、いとはづかしとおもひけり。さてよみたりける、あさかやまかげさへみゆる山の井の、あさくは人を思ふものかはとよみて木にかきつけて、庵にきて死にけり。男、物などもとめてもてきて、しにてふせりければ ...
多く使われている語句
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