王朝びとの精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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75 ページ
... ここに八尋白智鳥になりて、天翔りて、浜に向きて飛びいでます。ここにその后たち御子たち、その小竹の苅に、足切り破るれども、その痛みをも忘れて、哭きつつ進ひいでましき。この時、歌よみしたまひしく、ウシホ浅小竹原腰なづむ。虚空は行かず、足よ ...
... ここに八尋白智鳥になりて、天翔りて、浜に向きて飛びいでます。ここにその后たち御子たち、その小竹の苅に、足切り破るれども、その痛みをも忘れて、哭きつつ進ひいでましき。この時、歌よみしたまひしく、ウシホ浅小竹原腰なづむ。虚空は行かず、足よ ...
169 ページ
... ここに媛女あり。こを神の御子なりといふ。それ神の御子といふ所以は、三島の湟咋が女、名は勢夜陀多良比美和の大物主神が、三島の湟咋の娘に丹塗矢となって通って生まれたのが、富登多多良伊須須岐比売(またの名を比売多多良伊須気余理比売)という〈神の ...
... ここに媛女あり。こを神の御子なりといふ。それ神の御子といふ所以は、三島の湟咋が女、名は勢夜陀多良比美和の大物主神が、三島の湟咋の娘に丹塗矢となって通って生まれたのが、富登多多良伊須須岐比売(またの名を比売多多良伊須気余理比売)という〈神の ...
228 ページ
... ここにその大神出で見て、ムロヤ「こは葦原色許男の命といふぞ」とのりたまひて、すなはち喚び入れて、その蛇の室に寝しめたまひき。ここにその妻須勢理毘売の命、蛇のひれをその夫に授けて、「その蛇咋はむとせば、このひれを三たび挙りて打ち撥ひたまへ ...
... ここにその大神出で見て、ムロヤ「こは葦原色許男の命といふぞ」とのりたまひて、すなはち喚び入れて、その蛇の室に寝しめたまひき。ここにその妻須勢理毘売の命、蛇のひれをその夫に授けて、「その蛇咋はむとせば、このひれを三たび挙りて打ち撥ひたまへ ...
多く使われている語句
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