王朝びとの精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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96 ページ
... たる資格で奉仕する〈神妻>の昇華した神名であるように、この「かげひめ」も、もとは日の神の霊をまつる巫女の名であったのだろう。ツク『延喜式』神名帳には天日陰比咩神社がみられるのも、こうした日神に奉仕する巫女の神格化した社と思われるが、なお ...
... たる資格で奉仕する〈神妻>の昇華した神名であるように、この「かげひめ」も、もとは日の神の霊をまつる巫女の名であったのだろう。ツク『延喜式』神名帳には天日陰比咩神社がみられるのも、こうした日神に奉仕する巫女の神格化した社と思われるが、なお ...
108 ページ
... たるに、血にまみれたる男、まへにきてひざまづきて、「われ、かたきにせめられてわびにて侍り。御はかし暫時かし給はらむ、ねたき物のむくびし侍らむ」といふに、おそろしとおもへどかしてけり。さめて夢にやあらむとおもへど、太刀はまことにとらせて ...
... たるに、血にまみれたる男、まへにきてひざまづきて、「われ、かたきにせめられてわびにて侍り。御はかし暫時かし給はらむ、ねたき物のむくびし侍らむ」といふに、おそろしとおもへどかしてけり。さめて夢にやあらむとおもへど、太刀はまことにとらせて ...
190 ページ
... たる文、御枕のもとにあり。(紫上が)何心なく、引きあけて見給へば、あやなくも隔てけるかな。夜を重ねさすがになれし中の衣をと、書きすさびたるやうなり。「かる御心、おはすらん」とは、(紫上は)かけても思し寄らざりしかば、「などてから、(源氏の)心 ...
... たる文、御枕のもとにあり。(紫上が)何心なく、引きあけて見給へば、あやなくも隔てけるかな。夜を重ねさすがになれし中の衣をと、書きすさびたるやうなり。「かる御心、おはすらん」とは、(紫上は)かけても思し寄らざりしかば、「などてから、(源氏の)心 ...
多く使われている語句
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