王朝びとの精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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142 ページ
... ともなる。八月十六日の月が空高くなるのに、中君に心をうばわれ訪れようとしない匂宮にたいして夕霧は、娘の六君との結婚の用意をととのえて、「今宵過ぎんも、人笑へなるべければ」、頭中将を使者にたて、という歌を届けさせる。これはもちろん婿匂宮の ...
... ともなる。八月十六日の月が空高くなるのに、中君に心をうばわれ訪れようとしない匂宮にたいして夕霧は、娘の六君との結婚の用意をととのえて、「今宵過ぎんも、人笑へなるべければ」、頭中将を使者にたて、という歌を届けさせる。これはもちろん婿匂宮の ...
143 ページ
... とも(「末摘花」-二三八頁) 注( 1 ) ( 4 ) ( 8 ). ( 6 )とも詠まれる。この二首は「男女の贈答歌のごとくに配されている」が、前者が紀有朋の歌、後者が小野小町の歌。つきに手がかりの意の「つき」と「月」とが懸けられ、月がないゆえ会うことのできない ...
... とも(「末摘花」-二三八頁) 注( 1 ) ( 4 ) ( 8 ). ( 6 )とも詠まれる。この二首は「男女の贈答歌のごとくに配されている」が、前者が紀有朋の歌、後者が小野小町の歌。つきに手がかりの意の「つき」と「月」とが懸けられ、月がないゆえ会うことのできない ...
231 ページ
... とも、安からぬ御有様は、いと、あぢきなるかるべし。よその、さし離れたらん人にこそ、良しとも、悪しとも、思えられ給はめ。「人聞きも、かたはらいたきこと」と、思ひ給へて、(乳母が)降魔の相を出だして、つと、見たてまつりつれば、「いと、むくつけ ...
... とも、安からぬ御有様は、いと、あぢきなるかるべし。よその、さし離れたらん人にこそ、良しとも、悪しとも、思えられ給はめ。「人聞きも、かたはらいたきこと」と、思ひ給へて、(乳母が)降魔の相を出だして、つと、見たてまつりつれば、「いと、むくつけ ...
多く使われている語句
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