王朝びとの精神史 |
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法要の場で歌会が行兄右大将常行が「歌よむ人ぐを召しあつめて、けふのみわざを題に
て、春の心ばへある歌を」奉らせる。右馬頭七十七段は、藤原良相の女で文徳天皇の
女御であった多賀幾子の死を語る。その法要が安祥寺で催されたあと、これらの章段 ...
法要の場で歌会が行兄右大将常行が「歌よむ人ぐを召しあつめて、けふのみわざを題に
て、春の心ばへある歌を」奉らせる。右馬頭七十七段は、藤原良相の女で文徳天皇の
女御であった多賀幾子の死を語る。その法要が安祥寺で催されたあと、これらの章段 ...
22 ページ
わがか-る心やめ給へ」と仏神にも申(し)けれど、いやまさりにのみおぼえつ- 1 、猶
わりなく恋しうのみおぼえければ、陰陽師、巫よびて、恋せじといふ祓の具してなむい
きける。祓へけるま X に、いとゾかなしきこと数まさりて、ありしよりけに恋しくのみおぽえ
けれ ...
わがか-る心やめ給へ」と仏神にも申(し)けれど、いやまさりにのみおぼえつ- 1 、猶
わりなく恋しうのみおぼえければ、陰陽師、巫よびて、恋せじといふ祓の具してなむい
きける。祓へけるま X に、いとゾかなしきこと数まさりて、ありしよりけに恋しくのみおぽえ
けれ ...
207 ページ
も侍らぬ身には、よるべも、さぶらひ難くのみなん」とばかり奏して、やみぬ。( : ! —二六
五頁)と語られる。傍線部のように「たしかなたよりもない身の私には、妻もなかなか
見つかりません」と答えている。夕霧はこの四月、長年の思いが叶って雲井雁と結婚した
...
も侍らぬ身には、よるべも、さぶらひ難くのみなん」とばかり奏して、やみぬ。( : ! —二六
五頁)と語られる。傍線部のように「たしかなたよりもない身の私には、妻もなかなか
見つかりません」と答えている。夕霧はこの四月、長年の思いが叶って雲井雁と結婚した
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