王朝びとの精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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99 ページ
... やうになりにけり。鏡もなければ、顔のなりたらむやうもしらでありけるに、俄にみれば、いと恐しげなりけるを、いとはづかしとおもひけり。さてよみたりける、あさかやまかげさへみゆる山の井の、あさくは人を思ふものかはとよみて木にかきつけて、庵にき ...
... やうになりにけり。鏡もなければ、顔のなりたらむやうもしらでありけるに、俄にみれば、いと恐しげなりけるを、いとはづかしとおもひけり。さてよみたりける、あさかやまかげさへみゆる山の井の、あさくは人を思ふものかはとよみて木にかきつけて、庵にき ...
119 ページ
... やう、「身づから、須弥の山を、右の手に捧げたり。山の左右より、月日の光さやかにさし出でて、世を照らす。身づからは、山の下のか E げに隠れて、その光にあたらず、山をば、広き海に浮べおきて、小さき舟に乗りて、西の方をさして漕ぎゆ▽」となん ...
... やう、「身づから、須弥の山を、右の手に捧げたり。山の左右より、月日の光さやかにさし出でて、世を照らす。身づからは、山の下のか E げに隠れて、その光にあたらず、山をば、広き海に浮べおきて、小さき舟に乗りて、西の方をさして漕ぎゆ▽」となん ...
150 ページ
... やうくさしあがりて、ほ(「明石」台一六七~九頁) B のかに見たてまつるより、老い忘れ. E 云と神の冥助を謝す歌をうたう。労れきってまどろむ源氏の夢に、『故院、たゞ、おはしまししさまながら、たち給ひて、「など、かくあやしき所には、ものするぞ」と ...
... やうくさしあがりて、ほ(「明石」台一六七~九頁) B のかに見たてまつるより、老い忘れ. E 云と神の冥助を謝す歌をうたう。労れきってまどろむ源氏の夢に、『故院、たゞ、おはしまししさまながら、たち給ひて、「など、かくあやしき所には、ものするぞ」と ...
多く使われている語句
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