王朝びとの精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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... れるが、それにはまず神輿の前に沓一足を逆に供え、その沓が自然に一回りして正しくなるのを合図に、神輿の渡御が始まる。それで昔から「荒屋の山王沓まかせ」というと記す。この祭りにおいては、沓に神の示現を観じとっているのである。沓に神の示現を観 ...
... れるが、それにはまず神輿の前に沓一足を逆に供え、その沓が自然に一回りして正しくなるのを合図に、神輿の渡御が始まる。それで昔から「荒屋の山王沓まかせ」というと記す。この祭りにおいては、沓に神の示現を観じとっているのである。沓に神の示現を観 ...
142 ページ
... れるように、月夜にやってこぬ男が待たれるのである。いっそのこと雨でも降ってほしい、とうたう。当然、月のない夜は男女は会えないのである。 ( 6 )とも詠まれる。この二 142.
... れるように、月夜にやってこぬ男が待たれるのである。いっそのこと雨でも降ってほしい、とうたう。当然、月のない夜は男女は会えないのである。 ( 6 )とも詠まれる。この二 142.
143 ページ
... れる。この二首は「男女の贈答歌のごとくに配されている」が、前者が紀有朋の歌、後者が小野小町の歌。つきに手がかりの意の「つき」と「月」とが懸けられ、月がないゆえ会うことのできない相愛の男女のひとり寝の嘆きの歌として編まれている。月の夜は ...
... れる。この二首は「男女の贈答歌のごとくに配されている」が、前者が紀有朋の歌、後者が小野小町の歌。つきに手がかりの意の「つき」と「月」とが懸けられ、月がないゆえ会うことのできない相愛の男女のひとり寝の嘆きの歌として編まれている。月の夜は ...
多く使われている語句
あっ あり いと けり ける こうした ここ させ さとし さま そう たち たと たり たる でも という ところ とも なかっ ながら なっ など なら なり なる にし によって のみ べき ほど また まで みて みる やう より らむ られ られる れる ろう 伊勢物語 玉鬘 結婚 見え 源氏物語 語る 光源氏 考え 降嫁 高崎正秀 国学院大学 今昔物語集 三宮 思い 思う 思ひ 死者 自分 主人公 朱雀院 習俗 醜女 住吉の神 所収 女性 招魂 昭和 場面 神座 須磨 世界 正妻 折口信夫 草履 草鞋 天皇 天変 伝承 日本 浮舟 文学 末摘花 万葉集 民俗 明石 明石入道 履物 六条院 朧月夜