王朝びとの精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
この書籍内から
検索結果1-3 / 9
127 ページ
... 浮舟が、情熱的な愛を注ぐ匂宮をたびたび夢見る条である。1 は匂宮との密会を知って薫が見張りをおき、浮舟へその不倫をとがめる手紙をおくる。浮舟は惑乱、死を決意する。そうした浮舟のもとに届けられた母中将君の手紙と、侍女右近の感慨を語る場面で ...
... 浮舟が、情熱的な愛を注ぐ匂宮をたびたび夢見る条である。1 は匂宮との密会を知って薫が見張りをおき、浮舟へその不倫をとがめる手紙をおくる。浮舟は惑乱、死を決意する。そうした浮舟のもとに届けられた母中将君の手紙と、侍女右近の感慨を語る場面で ...
128 ページ
... 浮舟が、失踪・蘇生を契機にして、長谷観音の霊験をも拒絶する。小野の尼君のお礼参りの勧め( 16 の場面)にたいして、「昔 ... (浮舟は)いと、心憂きうちにも、「知らぬ人に具して、さる、道の歩きをしたらんよ」と、そら恐ろしくおぼゆ。心ごはきさまには ...
... 浮舟が、失踪・蘇生を契機にして、長谷観音の霊験をも拒絶する。小野の尼君のお礼参りの勧め( 16 の場面)にたいして、「昔 ... (浮舟は)いと、心憂きうちにも、「知らぬ人に具して、さる、道の歩きをしたらんよ」と、そら恐ろしくおぼゆ。心ごはきさまには ...
231 ページ
... 浮舟が常陸介の実子でないことを婿がねの左近少将は知り、妹の実の娘にのりかえ、母中将君が浮舟のために用意した調度類まで取りあげられ結婚の準備が整えられていくのを、母は浮舟に見せるのが忍びず、中君の住む二条院に彼女を預ける。そこに帰宅した匂 ...
... 浮舟が常陸介の実子でないことを婿がねの左近少将は知り、妹の実の娘にのりかえ、母中将君が浮舟のために用意した調度類まで取りあげられ結婚の準備が整えられていくのを、母は浮舟に見せるのが忍びず、中君の住む二条院に彼女を預ける。そこに帰宅した匂 ...
多く使われている語句
あっ あり いと けり ける こうした ここ させ さとし さま そう たち たと たり たる でも という ところ とも なかっ ながら なっ など なら なり なる にし によって のみ べき ほど また まで みて みる やう より らむ られ られる れる ろう 伊勢物語 玉鬘 結婚 見え 源氏物語 語る 光源氏 考え 降嫁 高崎正秀 国学院大学 今昔物語集 三宮 思い 思う 思ひ 死者 自分 主人公 朱雀院 習俗 醜女 住吉の神 所収 女性 招魂 昭和 場面 神座 須磨 世界 正妻 折口信夫 草履 草鞋 天皇 天変 伝承 日本 浮舟 文学 末摘花 万葉集 民俗 明石 明石入道 履物 六条院 朧月夜