王朝びとの精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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54 ページ
... 草履の類に移る、つまり履物が神の依り代となりうるものであったことを、この例はみせているように思う。この端的な民俗が ... 草履をふじくらと呼称するのも、そうした意味で偶然ではあるまい。このふじくらのぐらは、やはり神座の意からでたのではない ...
... 草履の類に移る、つまり履物が神の依り代となりうるものであったことを、この例はみせているように思う。この端的な民俗が ... 草履をふじくらと呼称するのも、そうした意味で偶然ではあるまい。このふじくらのぐらは、やはり神座の意からでたのではない ...
69 ページ
... 草履・草鞋を座敷からはいてで、墓へ向かわなければならぬとするところが多い。墓地は、古くは祖霊のいます神域として親しみ ... 草履のことを、伊豆七島の新島あたりでは「アッチ草履」と呼び(「民間伝承」三〇一)、埼玉県朝霞市間木で「金鋼草履」、坂戸 ...
... 草履・草鞋を座敷からはいてで、墓へ向かわなければならぬとするところが多い。墓地は、古くは祖霊のいます神域として親しみ ... 草履のことを、伊豆七島の新島あたりでは「アッチ草履」と呼び(「民間伝承」三〇一)、埼玉県朝霞市間木で「金鋼草履」、坂戸 ...
73 ページ
... 草履が用いられる。庭草履というのは、収農の秋、米を調製するときに庭ではく草履である。そのころ、腹痛を起こすと、よくこの草履の、古くなって裏に土のついたものを火にあぶり、熱くなるのを待って、丁寧に手拭いや木綿切れに包んで、痛む腹に ...
... 草履が用いられる。庭草履というのは、収農の秋、米を調製するときに庭ではく草履である。そのころ、腹痛を起こすと、よくこの草履の、古くなって裏に土のついたものを火にあぶり、熱くなるのを待って、丁寧に手拭いや木綿切れに包んで、痛む腹に ...
多く使われている語句
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