工学の絵本: 東京大学生産技術研究所の挑戦

前表紙
東京大学生産技術研究所
オーム社, 1999/06/10 - 125 ページ
これからの工学はどこへ行き、また行かなければならないのだろうか。その答えが、本書のなかにある。そこには、従来の「分野」を超えた多くの研究の集大成がある。これらのいくつかが組み合わされて、また新しい分野を生んでいる。その新しい分野は、さらに新たな融合を起こしている。工学は、「ものづくり」の学問から「価値づくり」、「社会、人へのソリューションづくり」、そしてそのための「新しいものづくり」のための学問への変貌をとげつつあることが浮かびあがってくるのである。同時に、創立されて50年の活動をベースにさらに発展しようとする東京大学生産技術研究所の姿と決意が、その中にある。

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