対応分析入門 原理から応用まで 解説◆Rで検算しながら理解する

前表紙
株式会社 オーム社, 2015/11/30 - 228 ページ

 

翻訳+解説で対応分析を使いこなす! 

 本書は、SAGE社発行の「対応分析(コレスポンデンス分析)」と呼ばれる統計分析手法の初学者向けの書籍「APPLIED CORRESPONDENCE ANALYSIS: An Introduction」の全訳に、訳者が解説及びRを利用する環境構築を加えた構成で発行するものです。

 全訳に加え、訳者がRを使って「検算」をしながら解説を行うことで、より理解が深まる構成となっています。また、このプロセスを経ることで、読者はRで提供されている対応分析パッケージを使いこなすことが可能となります。


★このような方におすすめ○対応分析の関心のある方 ○カテゴリカル・データを分析する必要のある方 ○社会調査を学ぶ学部,大学院の学生 ○データ・サイエンティストを目指す方主要目次本編 第1章 はじめに 第2章 対応分析の要点:簡単な事例 第3章 大きな表の解析 第4章 多重回答表と調査データの解析 第5章 対応分析と対数線形モデル 第6章 結論 付録A 用語(略号)集 付録B SASプログラムコマンドと出力 付録C SPSSプログラム行と出力 解説編 第7章 解説編の構成 第8章 対応分析の原理を理解する(第2章解説) 第9章 データ・ロスが発生する事例(第2章解説) 第10章 3元表を2元表として分析する(第3章解説) 第11章 生活保護受給者の社会空間を描く(第4章解説) 第12章 対数線形モデルから対応分析へ(第5章解説) 付録1 Rで表を扱う 付録2 対応分析の計算を実際にやってみる 付録3 対応分析の結果を吟味するための小道具
 

目次

軸形成へのプロファイルポイントの寄与
94
平方相関
95
累積寄与率質の確認
97
85 対応分析に特徴的な機能を見る
101
サプリメンタリーポイント
105
遷移方程式を用いて行サプリメンタリーポイントを計算する
107
遷移方程式を用いて列サプリメンタリーポイントを計算する
109
外れ値への対処
112

固有値
17
23 座標
18
24 座標軸へのポイントの寄与もしくは絶対的寄与
19
26 ポイントの相互依存
21
27 サプリメンタリーポイント
22
外れ値
24
28 解釈と次元性
25
スクリーテスト
26
第3章大きな表の解析
28
32 2変数以上の表
32
質量
35
距離
36
平方相関
37
第4章多重回答表と調査データの解析
38
生活保護受給者の社会空間
40
データをふるいにかける
42
第5章対応分析と対数線形モデル
44
3元クロス表の分析
45
多元表の選択
47
対応分析
48
第6章結論
51
付録A 用語略号集
53
付録B SAS プログラムコマンドと出力
55
付録C SPSS プログラム行と出力
60
参考文献
66
解説編
69
第7章解説編の構成
70
71 構成
71
72 活用するRのパッケージと関数
72
第8章対応分析の原理を理解する第2章解説
74
X2距離
79
主成分分析の方法による新たな空間座標軸スコアの形成
80
各行プロファイル間の距離
81
82 列プロファイルの計算
82
83 対応分析の実行
83
84 対応分析の結果を評価する基礎統計量
89
固有値
90
スコア座標
91
第9章データロスが発生する事例第2章解説
113
92 分析前のクロス表の確認
114
93 対応分析処理前のχ2距離と処理後のユークリッド距離比較
116
94 固有値のスクリープロットを求める
120
各軸に対するポイントの寄与率を求める
121
97 考察
127
第10章 3元表を2元表として分析する第3章解説
128
対応分析の実行
129
表33 の内容を見る
131
固有値絶対的寄与平方相関質を確認する
134
表31 に対する対応分析の出力への考察
139
合成変数年齢性別を作成して2元表に変換
140
対応分析ののち図33 のための楕円表示
141
summaryでリザルトを表示する
143
表36 を読む
144
103 考察
149
第11章生活保護受給者の社会空間を描く第4章解説
150
対応分析の実行
152
固有値絶対的寄与平方相関質を確認する
155
112 考察
160
第12章対数線形モデルから対応分析へ第5章解説
161
2元化した表の用意
163
ALCとAGEを入れ替える
164
122 対数線形モデルを当てはめる
165
飽和モデルの推定パラメータを評価する
172
123 対応分析の実行
175
対応分析の実行
176
統計量の確認
178
124 考察
183
付録1 Rで表を扱う
184
付録2 対応分析の計算を実際にやってみる
188
付録3 対応分析の結果を吟味するための小道具
201
参考文献
206
訳者おわりに
208
索引
212
著者と訳者について
216
奥付
217
著作権

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