現代思想, 第 35 巻、第 11 号青土社, 2007 |
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... [ホッブズにおいて]戦争は、無差異から、少なくとも十分とは言えない差異から直接、帰結するものなのです」( 7 )。万人が敵であるという点で、すべての人が同じになる状態、それがホッブズの言う戦争状態であり、そこでは敵対が極限まで押し広げられるが ...
... [ホッブズにおいて]戦争は、無差異から、少なくとも十分とは言えない差異から直接、帰結するものなのです」( 7 )。万人が敵であるという点で、すべての人が同じになる状態、それがホッブズの言う戦争状態であり、そこでは敵対が極限まで押し広げられるが ...
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... ホッブズは、コモンウェルスを二つに区別している。一つは「設立 institution 」によるものであり、もう一つは「獲得 acquisition 」によるものである(『リヴァイアサン』第一七章以下)。前者は、設立(の契約)をおこなう人びとの「相互に対する恐怖」から ...
... ホッブズは、コモンウェルスを二つに区別している。一つは「設立 institution 」によるものであり、もう一つは「獲得 acquisition 」によるものである(『リヴァイアサン』第一七章以下)。前者は、設立(の契約)をおこなう人びとの「相互に対する恐怖」から ...
84 ページ
... ホッブズに見ていることは確かだが、しかし他方で、フーコーのこのホッブズ解釈には、再びホップズ自身に立ち返って、若干の補足ないし補正が必要である。というのも、ホッブズは、いったん主権とコモン-ウェルスが成立したならば、それに帰属する臣民 ...
... ホッブズに見ていることは確かだが、しかし他方で、フーコーのこのホッブズ解釈には、再びホップズ自身に立ち返って、若干の補足ないし補正が必要である。というのも、ホッブズは、いったん主権とコモン-ウェルスが成立したならば、それに帰属する臣民 ...
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多く使われている語句
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