Nihon koten bungaku zenshū, 第 5 巻Shōgakkan, 1975 |
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... 曰く、「飼飯の海の」、また曰く、「刈り薦の乱れて出づ見ゆふなのをとめあか安胡の浦に舟乗りすらむ娘子らが赤裳すそしほ柿本朝臣人麻呂の歌に曰く、「あみの浦」、また曰く、「玉裳の裾に」の裾に潮満つらむか七夕の歌一首かちうなはら大舟にま梶しじ ...
... 曰く、「飼飯の海の」、また曰く、「刈り薦の乱れて出づ見ゆふなのをとめあか安胡の浦に舟乗りすらむ娘子らが赤裳すそしほ柿本朝臣人麻呂の歌に曰く、「あみの浦」、また曰く、「玉裳の裾に」の裾に潮満つらむか七夕の歌一首かちうなはら大舟にま梶しじ ...
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... 曰く、「叔父来れ、 10 ともしびこの燭火を吹け」といふ。ここに翁唯々はそでつけごろもきしわれをあげてもちにほししきぬににしきへておるぬのひざらしのわれにおこせしやくやおもおもふるむしろ寸といひて、漸くに趣き徐に行き、座のつややひさ上に着接 ...
... 曰く、「叔父来れ、 10 ともしびこの燭火を吹け」といふ。ここに翁唯々はそでつけごろもきしわれをあげてもちにほししきぬににしきへておるぬのひざらしのわれにおこせしやくやおもおもふるむしろ寸といひて、漸くに趣き徐に行き、座のつややひさ上に着接 ...
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... 曰く角 3821 つののふくれは髪上げつらむかをみなうなるはなり若冠の女を偁ひて、放髪艸といふ。然らすなは一匹すでじゃくくわんふ。ば則ち腰句已に放髪と云へれば、尾句に一六ちゃくくわんこと重ねて著冠の辞を云ふべからじか」といく ながのいみきおき ...
... 曰く角 3821 つののふくれは髪上げつらむかをみなうなるはなり若冠の女を偁ひて、放髪艸といふ。然らすなは一匹すでじゃくくわんふ。ば則ち腰句已に放髪と云へれば、尾句に一六ちゃくくわんこと重ねて著冠の辞を云ふべからじか」といく ながのいみきおき ...