動植物のフォークロア, 第 1 巻谷川健一 三一書房, 1992 - 490 ページ |
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... スズメが飛びまわっていると、イタチは積み石の間などから、しっぽを出し入れしたり、ふりまわしたりして、キチキチとそろばんを振るような声で鳴きます。すると、スズメたちはそのしっぽを見つけて、たがいにチッチと警告を発しながら、こわいもの見た ...
... スズメが飛びまわっていると、イタチは積み石の間などから、しっぽを出し入れしたり、ふりまわしたりして、キチキチとそろばんを振るような声で鳴きます。すると、スズメたちはそのしっぽを見つけて、たがいにチッチと警告を発しながら、こわいもの見た ...
103 ページ
... スズメとスズメの卵の買上げで、雀の脚一羽分を持参すれば金何銭、卵一顆につき金何厘かを支払い、徹底的に雀の撲滅をはかったことがあった。これは昔々、桜桃好きの普魯西国王フレデリック大王が雀が桜桃の実を啄むのがにさわって、雀駆除に関する勅令を ...
... スズメとスズメの卵の買上げで、雀の脚一羽分を持参すれば金何銭、卵一顆につき金何厘かを支払い、徹底的に雀の撲滅をはかったことがあった。これは昔々、桜桃好きの普魯西国王フレデリック大王が雀が桜桃の実を啄むのがにさわって、雀駆除に関する勅令を ...
104 ページ
... スズメを見れば敵視し、巣を発見すれば奪わねばならず、鳥を捕えれば殺さねばならぬもののような風習がとれない。スズメは時期によっていくぶん農作物を損うけれども、その小罪のみを見て彼の功労を全然無視するのはあまりに浅はかな考えである。スズメの ...
... スズメを見れば敵視し、巣を発見すれば奪わねばならず、鳥を捕えれば殺さねばならぬもののような風習がとれない。スズメは時期によっていくぶん農作物を損うけれども、その小罪のみを見て彼の功労を全然無視するのはあまりに浅はかな考えである。スズメの ...
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