動植物のフォークロア, 第 1 巻谷川健一 三一書房, 1992 - 490 ページ |
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... 書いた色紙をもみることができたしあわせを、よろこばずにはいられなかった。そこで、私は、よろこびにあふれながら、内山氏に紙をもらい、万年筆を借りて、店頭に立ちながら、うつしとつてかえった。紙をもつてこられ、「これは、先日兄貴が山陰道を旅行 ...
... 書いた色紙をもみることができたしあわせを、よろこばずにはいられなかった。そこで、私は、よろこびにあふれながら、内山氏に紙をもらい、万年筆を借りて、店頭に立ちながら、うつしとつてかえった。紙をもつてこられ、「これは、先日兄貴が山陰道を旅行 ...
430 ページ
... 書いたから、とった順に番号を書いたか強い順だったか忘れた。足をマッチ箱にはさんでしまい、足がとれてしまうこともあった。キャラメルの箱ではやりずらかった。その後桐の箱が出てきて、二列に蓋がならんでそれを一つずつずらして押すようになっていた ...
... 書いたから、とった順に番号を書いたか強い順だったか忘れた。足をマッチ箱にはさんでしまい、足がとれてしまうこともあった。キャラメルの箱ではやりずらかった。その後桐の箱が出てきて、二列に蓋がならんでそれを一つずつずらして押すようになっていた ...
483 ページ
... 書いている。ちなみにかれの本業であった稲の育種研究は、大正十五年(一九二一年)、陸羽一三二号の育成によって完結している。このとき新品種の種籾は二粒しか採れなかった。寺尾技師は富之助に後を託して洋行し、種籾の冬越しに仁部は独力で苦心しなけれ ...
... 書いている。ちなみにかれの本業であった稲の育種研究は、大正十五年(一九二一年)、陸羽一三二号の育成によって完結している。このとき新品種の種籾は二粒しか採れなかった。寺尾技師は富之助に後を託して洋行し、種籾の冬越しに仁部は独力で苦心しなけれ ...
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