進化学の方法と歴史

前表紙
岩波書店, 2005 - 179 ページ
進化という歴史性をもつ現象の研究が、科学としてどのように成立してきたのか。それはどのような手法で研究されるのか。生物進化の考え方が出てきた背景と歴史的な流れを振り返り、進化総合説以降の発展を跡づける。そして表現型の進化と分子進化との関係や、条件によってどのような進化が生じるかを研究室内で検証する実験進化学、自然淘汰が適応を生みだすメカニズムを数理モデルによって解明する手法など、最新の研究方法を紹介する。

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