基礎課程生物学

前表紙
培風館, 1999/10/26 - 153 ページ
本書は「生命とはなにか」が理解できるよう、生物学の基礎的知識をわかりやすくコンパクトにまとめたものである。生命の基礎が細胞にあることに注目し、まず、細胞の構造やその働き、これらに関わる物質などについて説明した後、中心物質であるDNAを遺伝のしくみとともに詳しく解説する。さらに、細胞の起原とともに現在の生物相となった進化の道筋について述べ、バイオテクノロジーなどの科学技術についても言及する。高校で生物を専攻していない学生でも十分理解できるよう、ストーリーを立てて書き進めているので、大学基礎課程で生物学を学ぶ学生にとって好適な書である。

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