トランスナショナル高等教育の国際比較: 留学概念の転換

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東信堂, 2014/07/10 - 332 ページ
自国の大学が他国内の分校や提携機関により他国内学生を教育し学位を授与する―自国大学は教育・学位の「輸出」、他国内学生は「留学しない留学」としての費用を軽減する等、トランスナショナル高等教育は両者共に利益が期待できる新留学形態として、今や劇的な世界化を遂げている。本書は、留学概念のパラダイム転換として提供国、受容国双方の展開の全容を全世界的に明らかにし、効用・課題と問題点を考察した労作、近未来の日本の高等教育政策の世界展開を考える上で必読の文献である。

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