世界の教育はどこへ向かうか: 能力・探究・ウェルビーイング

前表紙
中央公論新社, 2025 - 240 ページ
デジタル化やグローバル化などの社会変化を背景に、世界各国が教育改革を加速させている。本書は国連やOECD、ユネスコなどの国際機関、各国での議論を踏まえ、これからの教育を考察する。新たな時代に求められる能力や主体性、ウェルビーイングとは何か。各国が直面する教師不足や過重なカリキュラムへの対応策は。そして、日本に欠けている点とは。一人ひとりの子供をが尊重された、あるべき教育、学校の未来を探る。

著者について (2025)

白井俊 1976年生まれ.埼玉県出身.東京大学法学部卒業. コロンビア大学法科大学院修士課程修了.2000年文部省(当時)に入省し,生涯学習政策局(現・総合教育政策局),初等中等教育局,高等教育局,国際統括官付等で勤務.その間,徳島県教育委員会、OECD(経済協力開発機構),独立行政法人大学入試センターに出向.2023年8月より内閣府に出向し,現在,同府科学技術・イノベーション推進事務局参事官(研究環境担当,大学改革・ファンド担当). 著書 『OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来』(ミネルヴァ書房,2020年) 共著 『少ない時数で豊かに学ぶ」授業のつくり方脱「カリキュラム・オーバーロード」への処方箋』(ぎょうせい,2021年) 『探究モードへの挑戦』(人言洞,2022年)

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